
日本語教師の年収・給料ってどれくらいなの?
この疑問に答えます。
・日本語教師の一般的な年収・給料が知りたい人
・現役の日本語教師で、他の日本語教師の給料が気になる人
・日本語教師にはどんな働き方があって、それぞれの年収がどれくらいか知りたい人

現役日本語教師の私の給料も大公開!
日本語教師の年収は低い?同年代の平均年収との比較
日本語教育界では、【日本語教師の年収は低い】というのが常識。
具体的には、以下の年代別平均年収表(doda調査)より約10万~100万ほど低い印象です。
年代 平均年収 全体 男性 女性 全年代 426万円 481万円 366万円 20代 360万円 385万円 337万円 30代 451万円 504万円 390万円 40代 519万円 601万円 420万円 50代以上 607万円 680万円 442万円
大学生の時、私は先輩から「高収入を目指すなら日本語教師になってはいけない」と言われたことがありますが、

高収入どころか、同年代の平均にすら届かない
と新人の頃はショックを受けたものです。
あれから十数年、日本語教師として様々な働き方をしてきた私は、年収も上がったり下がったりしましたが、
他の日本語教師の方々と交流する中で、同年代の平均年収以上に稼ぐ人にも出会い、
どんな働き方で、いくら稼げるのか
ということが、だいたいわかってきました。
ということで、今回は
・国内の非常勤講師
・国内の常勤講師
・海外の講師
・オンライン専門講師
・フリーランス
上記の5パターンに分けて、日本語教師の年収をご紹介します。
日本語教師の年収は、本当に低いのか?
要チェック!
日本語教師の年収①非常勤講師:時給制の柔軟さと収入の現実
日本国内で非常勤講師として働く場合、授業1コマ〇〇円という形で給料が決まります。
1コマの時間は教育機関によって異なりますが、45~90分の間であることがほとんど。
時給換算すると、1800円~2800円が相場でしょう。
ちなみに、私が地方都市の日本語学校で非常勤講師をしていた時は、新卒の未経験で1コマ45分1500円スタートでした。

2年間働いて1コマ1800円まで上がりました
他には、1コマ45分1800円~2200円、1コマ60分2200円~2600円、1コマ90分4000円といった機関がありましたね。
会議や行事への参加、担任を受け持つことによって手当てが発生することもありますが、お小遣い程度(1000円~1万円)なので、過度な期待はできません。
非常勤講師の給料は「月に何コマ授業をするか」にかかっています。
ただし、長期休暇や試験期間など、授業がない時期が1年間でトータル3か月程あるので、毎月の給料は同額ではありません。
年収で言うと、150万円~225万円くらいでしょう。
日本語教師の年収②常勤講師:安定した給料と福利厚生の魅力
次は、日本国内の常勤講師(専任講師ともいう)についてです。
厚生労働省の調査によると、全国平均年収は約483.5万円となっていますが、私の感覚だと、役職に就いてやっとこの平均年収に届くくらい。
ほとんどの常勤講師の年収は300万円代、良くて400万円代だと思って差し支えありません。

私の常勤時代は、ボーナスありで年収350万円弱でした
最大のメリットは、毎月安定した給料を得られることですが、国内で常勤講師として働く限り、年収500万円以上はまず望めないでしょう。
年収500万円以上ある常勤講師は、常勤以外の収入源を持っています。
日本語教師の年収③海外講師:異文化での経験と生活の違い
日本語教師として海外で働く場合、年収が高い順で地域を並べると
アメリカ
▼
ヨーロッパ
▼
オーストラリア≒中東
▼
アジア
となりますが、生活費の高低や勤務先の福利厚生の充実度を考慮する必要があるため、年収だけを見ても無意味です。
海外在住の日本語教師については、給与データが存在しないため、はっきりとした年収は不明ですが、大抵の人が300万円~800万円の範囲内にいると思われます。

私はアジア圏で数か月働いたことがありますが、生活費ほぼ不要で月収12万円でした
日本語教師の年収④オンライン講師:自由度の高さと新しさ
日本語教師は、オンラインレッスン専門の講師として働くこともできます。
オンラインレッスンの需要は元々ありましたが、コロナ禍を経てより増加した模様。
・個人で学習者を集める
・プラットフォームに登録する
・オンライン日本語学校の教師になる
などの方法があり、どれを選ぶかで年収が変わります。
経験や能力によって、1レッスン1000円~5000円と幅があるのも特徴です。

私はプラットフォームを利用して1レッスン5000円でやっていましたが、手数料等を引くと利益は3000円弱でした
また、自宅がオフィスになるため、ネット環境の整備や電気代等は自己負担になる点も考慮すべきです。
年収で言うと、200万円~450万円程度でしょう。
日本語教師の年収⑤フリーランス:収入アップの可能性と不安定さ
最後に、フリーランス日本語教師についてです。
フリーランスの日本語教師というのは、
・個人で日本語教室を開く
・国や企業からの業務委託を受ける
・教材や書籍、Webコンテンツを作成する
といったアグレッシブタイプもいれば、
・非常勤講師を掛け持ちする
・オンラインプラットフォームを利用する
などの組み合わせで働く人たちを指す場合もあります。
最も多いのは、個人事業主になってオンラインレッスンを行う日本語教師でしょうか。
自分で仕事量を調整できる分、年収は100万円~600万円と差があるように思います。

私は現在フリーランスで、1年目の年収は130万円、4年目の今は約800万円です
まとめ:日本語教師の働き方別年収一覧
日本語教師の年収を働き方別にまとめると、
働き方 | 年収 |
国内非常勤 | 150万円~225万円 |
国内常勤(専任) | 300万円~400万円代 |
海外 | 300万円~800万円 |
オンライン専門 | 200万円~450万円 |
フリーランス | 100万円~600万円 |
このような結果になりました。
あくまで私個人の見解ですが、実際と大きく異なることはないと思います。
日本語教師の働き方として、一番多いのが国内の非常勤または常勤であるため、年収も必然的に150万円~400万円代の人が多くなり、
【日本語教師の年収は低い】というのが常識となっていますが、働き方によっては決して低い年収ではないということがわかっていただけたでしょうか。
日本語教師は、2024年に『登録日本語教員』という国家資格になりました。
今後多方面での活躍の場が期待できる職業なので、一つの働き方に縛られず、様々な働き方に目を向けていきましょう。

働き方は変わっても、私はずっと日本語教師を続けていくつもりです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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