
結婚したいと思ってる相手のことを親が認めてくれない…
そんな人に読んでもらいたいです。
「親の反対」という大きな壁
「愛する人との結婚」
それは、多くの人にとって一生に一度の大きな決断の時でしょう。
でも、自分が心から愛する人と「これからの人生を共に歩みたい」と思った時、自分の親が必ずしも祝福してくれるとは限りません。

色々なことを考えた上で、結婚を反対する親もいるでしょう。
そんな時、

なんで!?私が選んだ人なのに!
と怒りに近い感情を抱くかもしれません。
ただ、そこは少し冷静になって「自分の親が自分の幸せを願っていないはずがない」と考えましょう。
親の願いは、間違いなく「子の幸せ」なのです。
親との対話の重要性
もし、親に結婚を反対されたら、まずは親の思いを確認しましょう。
今までどんなに親との関係性が悪かったとしても、この確認は省くべきではありません。
親が結婚を反対する理由は様々です。
相手の家族背景、経済的・身体的な問題、独自の価値観など
自分の親であっても、考え方はそれぞれなので、意見が合わないこともあります。
でも、「親と対話すること」から逃げて結婚したとしても、自分の中でモヤモヤした気持ちは残るでしょう。

もちろん、話し合ったからといって結婚を認めてくれるわけではありません。
ただ、親の言い分を聞くことによって、自分の中で「新たな見解」や「気持ちの変化」が生まれる可能性もゼロではないでしょう。
何より、親子関係は簡単に解消できるものではないので、「親を無視する」ことは多くの子どもにとって難しいことなのです。

だから、とりあえず話し合ってみましょう
具体的な対策と行動
ただし、「話せば理解してもらえる・認めてもらえる」というのは、あくまでも理想です。
実際には、親と何回も話し合いの場を設けたにも関わらず、結婚を承諾してもらえず、強行的に婚姻届を出した人もいます。
でも、ここで大切なのは、結果的に認めてもらえなかったとしても「認めてもらう努力をしたか否か」ということです。
親の存在を完全に無視すると、別の隔たりが生じて、その後の関係が大きく変わってしまいます。

だから、面倒に思えても「わかってもらう努力」は怠らないようにしましょう。
その上で、折り合いがつかない場合は、自分の気持ちを優先させてもいいと思います。

自分の人生ですからね
繰り返しになりますが、親の願いは「子の幸せ」なので、結婚によって最終的に我が子が幸せになれば、親としてはそれでいいのです。
だから、親の反対を押し切って結婚し、一時的に関係が悪化したとしても、幸せな姿を見せられれば親子関係は修復できます。

結婚後しばらくは疎遠だったけれど、写真入りの年賀状だけは毎年送り続けたら、数年経った頃に親のほうから電話がかかってきた、なんていうケースもあるので、
結婚に反対される
↓
親の意見を聞く
↓
しっかり話し合う
↓
(決裂した場合)結婚して幸せな姿を見せる
この流れは頭に入れておきましょう。
【注意】考え直したい相手
ただし、いくら自分が現時点で「一生愛せる」と思っていても、
・暴力を振う人
・精神的に病んでいる人
この2タイプの人との結婚は考え物です。
暴力は自分を傷付けるので、言うまでもありませんが、メンタル系もかなり厄介です。

精神疾患は専門家でも対応が困難な上、繰り返しやすいため、改善はしても完治は望めない場合も多いのです。
だから、障害・借金・国籍・宗教など、結婚において問題視されることは他にもたくさんありますが…
この2つだけは、今は良くても長い目で見れば「耐え切れなくなる」可能性が高いです。
「結婚したい」気持ちがピークの時は、「私が相手を支える」「彼には私がいなくちゃ」という思いで溢れていることでしょう。
ただ、この2タイプの人との結婚は、親でなくても反対します。

そういう「親だから反対する」レベルを超えた相手との結婚は、自分を大切にする意味でも、考え直すべきでしょう。
↓結婚前に読むことをおすすめします
良好な親子関係を目指して
結婚するのは自分ですが、親にとっても「子どもの結婚」は重大です。
親が結婚に口出しするのは「子どもが大事だからこそ」なので、内心

うざ!まじでだるいわ~
と思っても、「向き合う」姿勢は保ちましょう。
コミュニケーションなくして、相互理解はあり得ません。

お互いの立場や考えを正しく伝え合うことが、親子の絆を深めつつ、問題の解決へ向かう始まりです。
また、結婚後は自分が親になる可能性も出てきます。
よく「親になって初めて親の気持ちがわかる」と言いますが、「親になって気付くこと」は確かにあります。
今すぐは無理でも、そうやって「親の気持ちがわかった時」に自ら歩み寄ってみるのもいいでしょう。
自分が家庭を築いていく上で、自分が育った家庭の影響は少なからず受けるものです。

自分の親との関係が子育てに影響を及ぼすことは十分にあるので、子どものためにも「いい親子関係」を目指す努力は続けましょう。
まとめ
様々な葛藤から「子どもの結婚に反対する」親はいます。
でも、すべては「子どもの幸せ」を願った上でのことなので、決して親を邪険に扱ったりせず、「向き合う」ことから始めましょう。
「家族間のつながり」でもある「結婚」だからこそ、感情に任せることなく、冷静に判断して動くべきです。
親は敵でなく「自分の味方」です。

皆さんの幸せを願っています
↓「幸せな結婚生活」を送っているカップルへのインタビューに基づく調査報告
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