
結婚相手にはありのままの自分を好きになってもらいたいから、はじめから素の自分を出していくつもり!
婚活中の女性から、こんなことを聞いたことがあります。

「ありのまま」は大賛成!でも、やり方に不安要素があります…
「ありのまま」は関係を築いた後
結婚相手の前で「ありのままの自分でいたい」という気持ちはわかります。
この先苦楽を共にする結婚相手に対して、猫をかぶっても仕方がないですもんね。
でも、「ありのまま」ってどこまでのことを言っていますか。
素の自分って、誰に見せて、誰には見せていない自分のことでしょうか。
もし「初対面からガンガン素の自分を出していって、それを受け入れてくれる人を探すんだ!」と思っている人は、一旦落ち着きましょう。
婚活において、初対面での印象は非常に大事です。
初回の印象が悪ければ、その先はありません。
だから、嘘をついたり、取り繕ったりする必要はありませんが、初めて会う人の前ではある程度着飾ったほうがいいです。
特別な事情がない限り、すっぴんで初デートに行く女性はいないと思いますが、それと同じです。
男性が「すっぴんのほうが可愛い」と言えるのは好きになった後のことです。
初対面の女性の「ありのまま」を受け止められる男性はいません。
関係が出来上がってはじめて「ありのまま」を受け入れられるようになるのです。
早期のぶっちゃけは禁止

でも、つらい時に寄り添って、気持ちを共有できるような人と結婚したいから、色々ぶっちゃけていきたい
確かに、つらい時こそ力を合わせて乗り越えられるような結婚相手がいいですよね。
でも、それができるかどうかの確認として婚活相手に深刻な話や愚痴話をするのは間違っています。
婚活相手は、まだ家族ではないし、そこまで親しい間柄でもないでしょう。
そんな段階でぶっちゃけるのは早すぎます。
知り合って間もない女性のぶっちゃけ話を「自分に弱みを見せてくれた」と好意的に解釈する男性はまずいません。
男性だって、愛する女性の話なら、どんな内容でも受け止めたいと思っているし、それくらいの覚悟を持っています。
でも、それはすべて「この人のためなら」と思えてこその行動です。
そんな気持ちになる前の段階でのぶっちゃけ話は、マイナス要素でしかありません。
だから、少なくとも交際前にぶっちゃけるのはやめましょう。
早期のぶっちゃけは自滅を招きます。
まごころチェック

じゃあ、どうやって婚活相手を見極めればいいの?

「話し合いができるかどうか」で判断しましょう
「素の自分を受け入れてくれるか」「つらい時に支え合えるか」そんなことを確かめるために、自分をさらけ出したり、重い話をする必要はありません。
要は相手にどれだけ真心があるかがわかればいいので、デート中に意見が分かれたときの対応をチェックすればいいのです。
内容は些細なことで構いません。
自分の意見を優先したり、話し合いを避けたりする人は、あなたが求めるパートナー像にはなってくれません。
逆に、互いの意見を尊重し、きちんと話し合いができる人なら安心です。
関係を深めていけば、将来的にはきっとありのままのあなたを受け入れてくれる人になるでしょう。
自分本位にならない
婚活は、結婚相手を探す活動です。
自分が「こんな男性と結婚したいな」という思いがあるのと同じように、婚活相手にも「こんな女性がいいな」というのがあります。
だから、自分だけが選ぶ立場にいると思ってはいけません。
婚活は自分中心に回っているわけではないので、自分だって選ばれる立場なのです。
一生懸命婚活していると、そんな当たり前のことさえ見失ってしまいます。
「自分が、自分が」と自分さえ良ければいいような雰囲気を醸し出してしまうのです。
結婚が成立するのは、相手がいてこそです。
そして、結婚相手を選ぶ基準は、婚活相手一人ひとりにもあることを決して忘れないようにしましょう。
それを意識するだけで、あなたの婚活の質が変わります。
たとえその人とは縁がなくても、一緒に過ごす時間を有意義なものにできます。
婚活では、結婚につながらない出会いにも意味があるのです。

縁がなかった相手の幸せも願えるようになれば最高ですね
まとめ
「ありのままの自分を好きになってもらいたい」は、素敵な願いです。
でも、最初から等身大の自分をさらけ出して好きになってくれる人を探すというのは飛躍しすぎです。
真心のある人と関係を築いていけば、おのずと願いは叶います。
ポイントは、一方的に受け入れてもらおうとするのではなく、相手のことも受け入れられる自分でいる努力をすることです。
お互いが「結婚してよかった」と思える夫婦関係を目指しましょう。
結婚において最上の幸せとは、相思相愛であることです。

心から応援しています
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