結婚するなら絶対に顔がタイプの人じゃなきゃ嫌！
と常々言っていた知人女性が、２年前、本当に自分好みのイケメンと結婚しました。私は、彼女の有言実行する力に驚かされつつ、心から祝福しました。
そんな彼女は、現在独身です
顔がタイプでも無理なものは無理
タイプの顔というのは人それぞれですが、知人女性の場合は、立体的で凹凸のある顔立ちのエレガントタイプのイケメンが好みでした。
彼女が付き合う人は皆イケメンでしたが、旦那さんになった人はズバ抜けてカッコよく、モデルだと言われても信じるレベルでスタイルも抜群でした。
ただ、旦那さんの言動に彼女はいつも振り回され、我慢の限界がきて、１年も経たずに離婚してしまったのです。
顔が良ければ何でも許せるって思ってたけど、無理だったわ
タイプの顔の人が自分の旦那さんだったら、とても癒されそうですよね。彼女も最初はそう思っていて、実際にそれで乗り切ったことも多かったそうです。
ただ、我慢にも限度があります。ある程度は見て見ぬふりをしたり、聞き流したりすることでやり過ごせても、一定のラインを超えると、もう顔なんてどうでも良くなるのだとか。
最後のほうは、旦那がイケメンかどうかもわからなかったよ
イケメン夫の中身
外見は非の打ちどころがないほど完璧な旦那さんでしたが、中身のほうは結婚前から不安要素があったそうです。
・複数女性との浮気
・彼女から借りたお金を返さない
・ギャンブル好き
こんな感じ。でも、
・浮気は女側から寄ってくるから仕方がない
・お金は全く返さないわけではないから今後に期待
・給料の範囲内で楽しむならギャンブルもあり
と、彼女は自分で自分に言い聞かせました。
もちろん嫌だったけど、彼と結婚できないことのほうが嫌だったんだよね
こんな自分好みのイケメンと付き合えることはもう二度とないだろうから、絶対に別れたくなかったのだと彼女は言っていました。
イケメン夫との結婚生活
そうして、イケメンの妻というポジションを手に入れた彼女ですが、入籍してすぐに旦那さんは仕事を辞め、働かなくなりました。
一方で、彼女はフルタイム+残業で、朝から晩まで働き詰めの生活を送っていました。
旦那さんのお昼ご飯とタバコ代を置いて出勤し、帰ってくると、ゲームをしている or 寝ている旦那さんのために晩ご飯を作る毎日だったそうです。
不満はあったけれど、疲れて帰ってきたときに「イケメンがそこにいる」とエネルギーがチャージされ、また頑張れるのだと言っていました。
イケメンパワーってすごいですね
「働かない夫」というだけで無理な人もいると思いますが、彼女は「それだけなら耐えられた」そうです。
でも、旦那さんが昼間に他の女性とデートしたり、公共料金を払うために渡したお金でパチンコへ行って全部擦ってしまうというようなことが続き、
このままだと旦那にお金も生気も吸い取られてしまう
と思った彼女は、離婚を決意しました。
適当な結婚相手とは
私は婚活を通して、
人は見た目、経済力、学歴、家柄、精神年齢、価値観、その他もろもろが釣り合う人としか結婚できないようになっている
ということを学びました。
もちろん、無理をすれば結婚することも可能ですが、不釣り合いな人と結婚してその後何十年もいい関係が続くことはありません。
知人女性の結婚は、それを象徴するかのようでした。
自分のタイプの人と結婚するためには、相当の努力が必要で、それを成し遂げた彼女は「すごい」の一言に尽きます。
ただ、結婚前から「嫌だ」「合わない」と感じることがあって、その解決策も講じないままの結婚は、やはりいい結末にはなりませんでした。
無理した結婚って、ガタが来るんですね
彼女の再婚活
彼女はしばらくの間「もう結婚はしなくていいかな」と思っていたそうです。でも、結婚は諦められても子どもは諦められず、
やっぱりもう一度結婚して、今度こそ幸せになりたい！
と思い始めました。そんな彼女は今、ブライダルネットで婚活中です。
婚活アプリは再婚者にも人気で、【婚姻歴は気にしない】【バツイチOK】等のコミュニティもあって相手を見つけやすいそうです。
ブライダルネットを選んだ理由は、男女共に有料であることから、どちらも結婚に対する真剣度が高いからだと言っていました。
ん？女性無料のアプリでも男性は有料だから、男性の真剣度は変わらないのでは？
と言ったら、
真剣度の高い女性を求めてるってことは、男性側の真剣度も高いんだよ
と言われ、非常に納得しました。
結婚したからこそ気づけたこと
「結婚するなら絶対に顔がタイプの人じゃなきゃ嫌！」と言っていた彼女が、今は人柄重視の婚活をしています。
「中身が大事」って当たり前のことなんだけど、バツイチになって本当にその意味がわかった感じ
と話す彼女の顔は、とても穏やかでした。彼女は自分の結婚を「失敗だった」と言いますが、後悔はしていないように見えました。
それは、イケメンと結婚したからこそ、顔にとらわれない選択ができるようになったからでしょう。
彼女の婚活はまだ続いていますが、再婚までそう遠くないように思います。
彼女が幸せになりますように
最後に
イケメンが嫌いな女性はいないし、自分好みの顔の男性との結婚を夢見る女性も多いでしょう。
それを夢のままで終わらせなかった知人女性の話は、婚活中の女性にとって考えさせられることもあったのではないでしょうか。
婚活市場において、結婚生活の現実を知っている離婚経験者は、一定の人気があります。
異性に幻想を抱いていない点についても、未婚者より魅力的にうつることがあるのです。
これは未婚女性にはマネできないことですが、この事実を知っているだけでも役立つことは大いにあるでしょう。
婚活中の女性の参考になれば幸いです
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