
玄米が美味しく炊けない!!
そんな人向けに、玄米を炊飯器で美味しく炊く方法を解説します。
美味しい玄米の炊き方
栄養満点で『パーフェクトフード』とも言われる玄米ですが、白米と同じように炊いてしまうと、

全然美味しくない…
と残念なことになります。玄米は精米していない分、炊き方には注意すべきポイントがあるのです。

玄米を美味しく炊くための3ステップは、
ステップ1:美味しい水でこすり洗い
ステップ2:24時間浸水
ステップ3:水を換え、塩を入れて炊く
このようになっています。
以下、一つずつ説明しますね。
ステップ1:美味しい水でこすり洗い
玄米を洗う際は、白米のように「研ぐ」必要はありません。水に浸した時に浮いてくるホコリやもみ殻のカスなどを取り除けばいいだけです。
しかし、しっかりと浸水させるためには、玄米の表面に傷を付ける必要があります。
だから、傷を付ける目的で、両手で玄米をすくい、ゴシゴシと擦り合わせながら洗うのがいいです。

その時の水は、ミネラルウォーターや浄水器を通した水など、美味しい水を使うようにしてください。
乾燥したお米はすぐに水を吸うので、洗う時が最も吸水しやすいからです。

こすり洗いで付いた傷から美味しい水を吸水した玄米は、やわらかく炊けます
ステップ2:24時間浸水
玄米を発芽させて「発芽玄米」にするだけで、栄養価はアップします。

玄米の栄養を最大限摂取するためには「発芽」必須です


発芽させるために必要なのは「長時間の浸水」で、浸水時間に関しては「12時間」とするものが多いのですが…
私が試した結果、季節によっては12時間で発芽しきらないこともあったので、おすすめは「24時間浸水」です。

発芽ももちろんですが、単純に「一番美味しい」のが24時間だったので、丸1日水に浸けておくのがいいと思います。

ちなみに、ここでも「美味しい水」を使ってくださいね
通常は常温で構いませんが、気温が高い夏場は水が発酵して特有のニオイが発生するのを防ぐため、冷蔵庫に入れておくようにしましょう。
ステップ3:水を換え、塩を入れて炊く
浸けていた水には、玄米の毒が溶け出しているので、炊く前に必ず水を換えてください。
炊く時の水の分量は、白米と同じです。炊飯器のメモリ通りに美味しい水を入れましょう。
最後に塩(2合で小さじ1/2が目安)を入れ、軽く混ぜてから炊飯ボタンを押してください。

しっかり水に浸しているので、玄米だからといって水の分量を増やしたり、炊飯器の玄米モードを使ったりする必要はありません。
炊きあがりは、表面に「カニ穴」と呼ばれる底から空気が抜けるときにできる穴が現れます。


これが美味しく炊けた証拠です
玄米はパーフェクトフード
冒頭でも言いましたが、玄米はパーフェクトフード(完全食)です。玄米だけを食べていても人が生きていく上で必要な栄養素が摂れます。
実際に、『七号食』という玄米だけを食べて過ごす健康食事法もあるので、興味があったら読んでみてください。
白米を炊くより手間はかかりますが、白米は栄養の宝庫である【ぬか・胚芽】をそぎ落としてしまっている粕なので、健康のためには玄米を推奨します。



圧力鍋や土鍋で炊いたり、炊飯器で二度炊きする方法もありますが、お米は主食なので、「毎日できること」でなければ継続は難しいです。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、私が色々やってみた中で一番美味しくて簡単だと思ったのがこの炊き方なので、ぜひ試してみてもらいたいです。
常備しておきたいもの
日々の生活の中で、
・今からだと浸水が間に合わない
・炊飯器のスイッチを押し忘れた
・あと一食分だけが足りない
といったことは「あるある」だと思いますが、そんな時のために備えておくと便利なのが、結わえるの『寝かせ玄米』です。
レトルトのごはんパックなので、常温で保管でき、欲しいときにレンジで温めるだけの手軽さで美味しい玄米が食べられます。


常備しておけば、「しまった!!」という時に助けられますよ
玄米ごはんの他にも、玄米めん・玄米もち・玄米リゾット等があり、原材料にもこだわっているので、子どもにも安心して食べさせることができます。
\国産・無添加の美味しいものを取りそろえ/
最後に
玄米を炊くのには手間とコツが要りますが、紹介した方法は、面倒くさがり屋の私でも続けられている方法です。
いくら健康のためとはいえ、美味しくないものを毎日食べることはできませんが、正しく炊けば、玄米はとても美味しく食べられるのです。
玄米食をきっかけに、身体の様々な不調が改善したという報告はたくさんあるので、是非その効果を自身の身体で感じてくださいね。

悩んでいる人の参考になれば嬉しいです
\美味しい玄米を知らない人に捧ぐ/
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