ドラマ『婚活1000本ノック』第7話の個人的な感想です。
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「現実逃避」は婚活あるある
前回は主人公の綾子にイライラしっぱなしでしたが、今回は、一進一退の回でした。
元婚活者として、婚活がうまくいかないと自暴自棄というか、「もうどうでもいいや」とラクなほうに流れたくなる気持ちはよくわかります。
「疑似恋愛は心を癒してくれる」というのも、わからなくはない。
でも、結局それって「今」から目を背けてるだけで、長い目で見れば何の解決にもなっていないのです。
それでも「今」から逃げ出したくなるほど、婚活にはツライこともありますが、
そこを乗り越えてこそ「結婚」が見えてくるので、綾子には頑張ってもらいたいです。
ちなみに、疑似恋愛にハマる綾子を「住み心地がいいからってモデルルームにそのまま住みつこうとしている」と例えたのは、
うまいこと言うじゃん
と感心しました。
男性が女性に「花」を贈る意味
いくつになっても、誕生日を祝ってもらうのは嬉しいでしょうが、花をもらって喜ぶ女性って、多いのでしょうか。
綾子の友人が
出会ったばかりの相手に高価なものは重い。食べ物は味気ない。ハンカチなんかの小物だとセンスが問われる。ちょうどいいのは花!
と言っていましたが、個人的には、出会って間もない人からのプレゼントなら「食べ物が一番嬉しい」と思ってしまいました。
ただ、婚活時代に相手の男性から食べ物をもらったことがありますが、
婚活アプリでマッチング
【婚活体験談】片思いでさようなら『アカペラくん』
その後、彼と会うことはなかったので、もしかしたら男性は送る相手に対して愛情があれば「花」を選ぶのかもしれないと思いました。
だとしたら、花をもらえたら嬉しいですね
最低!実在する「婚活女子を狙う既婚男性」
今回は、「婚活アプリで結婚を焦っているアラサーを狙う既婚者」という最低な男性が出てきましたが、
こういう人、フィクションでなく実際にいます。
ターゲットは婚活女性
マッチングアプリの危険性|ヤバイ男に注意!共通点と関わらない方法
最低男が
マジちょろい
と言った時には、顔面を殴ってやりたくなりましたが、これがこういう類の男性の本心なので、
婚活女性にできることと言えば「賢い女性になって関わらないようにすること」だけだと思います。
こういう男性って、いなくならないですからね
そして、いくら弱っているからといって、こんな最低男と
「何にも頑張らないで2人で死んだように生きていこう」と約束しかける綾子にはドン引きしましたが、
寸前のところで止めてくれる人がいてよかったです。
自己嫌悪から気づく「婚活での失敗」
今回最も良かったのは、綾子が自身のこれまでを
外見ばかりやたら気にして、
ろくに中身を知ろうとしないで、
皆ちょっと不器用なだけなのに、
そういう人達が私に向けてくれた好意に
ありがたみを感じることなく、
自分の願望を満たすことばかり考えてる
と省みるシーンです。
ドラマだから仕方がありませんが、綾子には次から次へと婚活相手が登場するので、
一人ひとりに対して「誠実さが欠けている」ことが私は以前から気になっていました。
「真剣に向き合う」というのは表面上だけで、綾子は結局自分のことしか考えていないのです。
だから、そんな自分に気づいたのは、大きな成長だと思いました。
婚活は「自分を好きになってくれた人」をベースに進めると非常にスムーズです。
最短で結婚する方法
「婚活期間を最短にしたい」女性必見!早く結婚するための確認事項
今回の気づきによって、綾子のこれからの婚活に変化が見られることを期待します。
最後に~幸せな結婚に向けて~
正直、現実世界では、綾子のスペックであんなに多くの男性から好意を持たれることはまずありません。
私は最初、婚活女子としてリアルだと福田 麻貴さんのキャスティングを絶賛していましたが、
こんなに「婚活でモテモテ状態」の女性を描くなら、はっきり言ってキャスティングミスだと言わざるを得ません。
全然現実味がないです…
ドラマの内容自体は「婚活あるある」も含まれていますが、せっかく福田 麻貴さんを起用したのなら、
もう少し違う婚活を描いたほうがよかったのではないかと思ってしまいました。
最後は辛口になってしまいましたが、残り3話!
最終話まで、綾子の婚活を見届けたいです。
第1・2話の感想
第3話の感想
第4話の感想
第5話の感想
第6話の感想
\原作はこちら/
『婚活1000本ノック』
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